浜松・佐久間Atti-koti

　地域の幹線道路が寸断。
　国道473号が天竜川を渡る原田橋。　　昭和31年完成の吊り橋。


　この橋のワイヤケ－ブルに不具合が生じ、　急きょ、　全面通行止めに。

　　ついに、　このときがきた！　　という想い。


　立て看板が案内するう回路だと、　ゆうに２時間はかかる。　　林道を利用する方法もあるにはあるが、　それでも１時間以上。　　う回路が　「ある」　といっても、　相当な回り道。


　この橋は、　天竜川をはさんで隣り合う佐久間町川合と中部　（なかべ）　両地区を結ぶばかりでなく、　R151とR152をつなぐ基幹道路の要所でも。
　しかし、　「大型車は１台ずつ通行してください」　という注意看板が立つほど老朽化。


　新しく架け替えてほしいという要望は以前からいろいろな場で発言してきたが、　「予算が…」、　あるいは　「三遠南信道の建設と併せて架け替える計画」　などと、　ほとんどが事実上の門前払い。

　頼みの地元選出国会、　市議会議員にも懇願。　　動いていてはくれていると思うのだが、　一向に進展もなく…。



　とうとう、　なんの前ぶれもなく、　23日夕刻突然　「明日の朝から全面通行止めです」　と…。　　驚き、　桃の木、　山椒の木。
　国も県も市も、　ケ－ブルの損傷はある程度把握していたというのだから、　せめて、　う回用の道を準備してから通行止めにするとか、　仮設道路ができるまでは大型車だけ通行禁止にして小型車だけ通すとか、　方法はいくつかあっただろうに。　　いずれにしろ、　最低限、　周知期間を置くのがスジというもの。


　仮設道路の突貫工事をしているが、　開通日は未定。　　この仮設道路がまた、　天竜川の河川敷の中！　
　仮に開通しても、　橋のケ－ブルの復旧工事がどのくらいの日数を要するのかもわからないというから、　上流の佐久間ダムが放流したり、　降雨で増水でもすればこの仮設道路は、　また通れないことに。



　とにかく、住民のいらだちは増すばかり。
　R473のボトルネック・原田橋。
　みんなが望むのは暫定的な修繕より、　永久橋への架け替えを。










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　　　　　　　　　　　　　 2008年12月9日　う回路なし。　注意。