仮設道路の付け替え工事。
崩落した原田橋の代わりに設けられた国道473号の仮設道路は天竜川の河川内を通っているため、 雨による増水や上流の佐久間ダムの放流によって何度か通行止めになっている。
このようなことから市は、 現在の仮設道路を南東側に付け替え全体的に約2メ-トルかさ上げし、 一部分だけ増水に強い仮設の橋 「潜水橋 (もぐり橋、 沈下橋)」 を設けて水流を確保する工事を行っている。
潜水橋は、 高さ約2メ-トル、 長さ約44メ-トル、 幅約6メ-トルのコンクリ-トの橋。 ダム放流時には冠水することを想定しているが、
橋本体が流失することはないという。 大雨による増水だけなら1.5メ-トルの水位まで車が通行できるらしい。
橋以外のかさ上げ (土盛り) 区間も、 水流による損傷に耐えるよう補強されている。 黒い網の袋に玉石を詰めて積み重ねる。
「潮干狩りで、 アサリがいっぱい採れたみたい」 と言った人もいた
)^o^(
現在の仮設道路のように大水による損傷で復旧までの長期間、 通行止めを強いられることは少なくなり、 仮に冠水しても通行再開までの期間は短縮されることになる。
二輪車も通行可能になるといいのだが。
完成は6月下旬としている。
写真は17日午前撮影。
きのうの記事でお知らせしたとおり仮設道路は、 崩落した原田橋の撤去作業のため、 あす (19日) 午前9時から午後4時まで通行止めになります。
関連記事