ことしも見送り、花の舞。
佐久間町に古くから伝わる静岡県指定の無形民俗文化財「川合花の舞」は、このほど開いた保存会の役員会で、ことしの花の舞開催を見合わせることになりました。 新型コロナウィルスによる感染症の拡大によるさまざまな影響を考慮した結果で、中止するのはおととしのコロナ禍以降、三年連続です。
「川合花の舞」は、毎年10月最終土曜日に開催される地区内の八坂神社霜月祭典の際、保存会員によって神社に奉納されていて、ことしは10月29日に行われる予定でした。
愛知県奥三河地方の「花祭」(静岡県内では「花の舞」という)や長野県南信州地域で行われている「霜月祭り」と同様、五穀豊穣を感謝し来たる年への無病息災を神に祈る湯立て神楽で、夕刻から夜を徹し10数番の舞が神社境内で繰り広げられます。 鎌倉時代末期に修験者によって伝えられたといわれています。
なお、八坂神社霜月祭典の例大祭は、10月30日(日)の午後1時から執り行われる予定です。
写真は順に、湯釜の火を蹴散らす榊鬼、湯たぶさで湯を振り払う「湯ばやし」(2015年)と、見得を切る山見鬼(2016年)。
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