崩落から5年、新橋再建。

大千瀬っ子

2020年03月01日 02:52

 2015年(平成27年)1月、天竜川に架かる国道473号の原田橋が土砂崩れによって崩落。橋の上で点検をしていた2人の市職員が巻き込まれ犠牲となった。
 川の両岸が分断された住民は、以来、河川内に設けられた仮設道路を使って生活をしていたが、上流にある佐久間ダムの放流や大雨による増水時には、長時間のう回を強いられてきた。







 崩落から5年、住民待望の新しい橋「原田橋」が完成し、29日、市長や地元の住民代表ら70人が参加して記念の式典が行われた。 参加者は、亡くなった2人に黙とうを捧げた後、テ-プカット、渡り初めをし5年ぶりの新しい橋の再建を祝った。








 新橋は、元の位置から約200m下流へ建設され、長さ284m、幅8m。



 式典のあと、午後4時に開通、待ちわびた多くの車が真新しい橋を渡った。
 


 新橋両岸の接続部分の工事のため、約1か月間は交通誘導員による片側交互通行になる。


 (上空から撮影した写真は、浜松市のパンフレットから。)


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