ことしも中止、花の舞。

大千瀬っ子

2021年08月28日 17:41


 佐久間町川合地区に古くから伝わる静岡県指定の無形民俗文化財 「川合花の舞」は、昨夜開いた保存会の総会で、ことしも中止することに決まりました。 新型コロナウイルスが収束の見通しが立たないことからで、中止するのは昨年に続いて二年連続です。

 





 「川合花の舞」は、毎年10月最終土曜日に開催される地区内の八坂神社霜月祭典の際、保存会員によって神社に奉納されていて、ことしは10月30日に行われる予定でした。
 愛知県奥三河地方の「花祭」や長野県南信州地域で行われている「霜月祭り」と同様、五穀豊穣を感謝し来たる年への無病息災を神に祈る湯立て神楽で、夕刻から夜を徹し10数番の舞が神社境内で繰り広げられます。 鎌倉時代末期に修験者によって伝えられたといわれています。


 なお、八坂神社霜月祭典の神事(例大祭)は、10月31日(日)の午後1時から執り行われる予定。



 (写真は、「榊鬼」と「湯ばやし」。2018年10月撮影)


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