神に祈りを、夜明けまで
鎌倉時代末期に修験者によって伝えられたといわれている 「川合花の舞」 (静岡県指定無形民俗文化財) は、 五穀豊穣を感謝し無病息災を神に祈る湯立て神楽です。
毎年、 10月の最終土曜日に佐久間町川合の八坂神社に奉納されるのですが、 ことしは台風14号の接近による影響で1週間延期され、 11月6日午後3時から行われました。
稚児が舞う姿が愛らしい 「花の三つ舞」。
3人は幼稚園児。 ことしが初舞です。
金山 (剣) を持って舞う 「金山の三つ舞」。
舞い手の人数によって 「二つ舞」「四つ舞」 も。
邪気を祓い正気を迎え幸福を開くといわれる 「榊鬼」。
ことしから舞い人が世代交代しましたが、 見事な乱舞を演じました。
湯たぶさを持った舞い手が釜の湯を参詣者に向かって振り掛ける 「湯ばやし」。
翌朝6時、 湯上げの儀式を行いすべてが終了しました。
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