舞い散るころ、点描。

カテゴリー │佐久間町植物自然佐久間ダム


 寄せる風、穏やかな春。
 花びらのじゅうたん。






 さざなむ湖面に
 遊ぶ水鳥たち。



 道沿いの水路では
 カエルの歌声、花いかだ。






 吹き溜まるサクラ色。




 振り向いて耳を澄ますと
 ハチの羽根音、蜜の舞。




 佐久間ダム界隈、
 9日、ほぼ散り果て。


 
   (写真は6、7日撮影)















  •  

    「ご理解、ご協力を・・・・。」

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダムなにか変?

     雨が続くとダム放流による仮設道路通行止めの同報無線。
     かつて、何度も聞きましたね。
     
     新橋開通後、とりわけこの悪天期、同報無線は降雨による土砂崩れ通行止めや、水道の断水などの放送が多くなっています。



     土木整備事務所から道路の通行止めのお知らせ。(8日)
     「・・・・土砂崩れのため、通行止めになりましたので、ご協力をお願いいたします。」

     市水道が使えなくなることの同報無線。(同じく8日)
     「・・・・。しばらくの間ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。」

     

     同じ日にそれぞれの同報無線がありました。
     聞いたあとの印象がずいぶん異なるように思いませんか。
     後段の放送の方が地域の人たちへの思いやり、柔らかさ、伝える気持ちの深さが感じられます。


     放送文の中に 「ご理解」 ということばが入るだけなんですが。


     長雨で佐久間ダム放流が続いている中、飯田線も運転見合わせの毎日です。
     でも、新橋が開通したおかげで、生活する上で心に余裕ができました。
     この同報無線を耳にし、ことのほか ほんのりした気分になりました。














  •  

    増水しても静かです。

    カテゴリー │大千瀬川天竜川自然佐久間ダム飯田線なにか変?

    大千瀬川が天竜川に合流する手前、およそ700m上流の大千瀬川です。
    2枚の写真、(順に)おとといと、きょう撮影。
    水位はどちらも約3m。 

    違いが分かりますか。


    きょうの写真は背水、いわゆるバックウォーター状態です。




    3枚目の写真のように、ここには川を横断する堰(せき)があり、増水すると水が大きく波打ちます(最初の写真)。


    でも本流・天竜川の佐久間ダムが放流し、その水量が極めて多いと本流の流れが強くなり、支流・大千瀬川の水が堰き止められて本流に流れ込みにくくなってしまいます。 

    このため、きょうの写真(2枚目)のように。
    珍しい事象です。
    波の音がしないので、流れはとても静かです。

    何年か前にはここの流れが留まり、湖のようになったこともあります。


    先日、熊本県の球磨川でも同じようなことが起こり、施設に入所していた多くのお年寄りが亡くなりましたね。


    前線による大雨が幾日も続いています。
    原田橋新橋が開通し、ダムが放流しても道路が通行止めになることはありません。


    新橋のありがたみを感じています。(最後の写真)














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    佐久間ダム建設のム-ビ-ワ-クは?

    カテゴリー │佐久間町天竜川水窪町佐久間ダム静岡・愛知両県飯田線佐久間高校静岡・長野両県

     昭和28年に着工し、わずか3年後の昭和31年(1956年)10月に竣工した佐久間ダム。 東洋一の規模と謳われ、日本の戦後復興の象徴となりました。
     ダム完成の半年前、佐久間発電所で23万キロワット(最大出力は35万キロワット)の一部運転が始まったのが、きょう4月23日。

     そんなことが、当時撮影された記録映画に残っています。
     岩波映画社の「佐久間ダム」はよく知られていますが、ダム本体工事を担当した間組が制作した「佐久間ダム建設記録」(英映画社)は、あまり目にすることがありません。 第1部・第2部合わせて約100分の大作です。

      ・湖底に沈んだ村々の風景
      ・落橋した原田橋の上流に架かっていた初代の原田橋
      ・工事専用の引き込み線だったB型鉄橋をダム建設資材を積んだ貨物列車が通る様子
      ・上島(現在の佐久間分校)周辺
      ・作業員宿舎があった朝叶地区
      ・工事用道路の飛竜橋架橋工事
      ・セメント運搬道路として、現在の県道1号が造られる過程
      ・付け替えられた飯田線開通の様子

    など、ダム堤体工事の記録もさることながら当時の佐久間村のあちこちが映し出されています。

     新型コロナウイルス感染防止のため外出もままならない昨今、テレワ-クならぬム-ビ-ワ-クで、往時をゆるゆると顧みるのはいかがでしょう。


     ★「佐久間ダム」(30分00秒)
       https://www.youtube.com/watch?v=XOAwDATHwZo


     ★「佐久間ダム建設記録・第1部」(45分07秒)
       https://www.youtube.com/watch?v=PwcSdsmT2Vg&feature=youtu.be


     ★「佐久間ダム建設記録・第2部」(58分30秒)
       https://www.youtube.com/watch?v=dZadmJTIxak&list=RDCMUCemRkHqzjN0IgMCiJlC_Ckg&start_radio=1#t=339














  •  

    さもあらず。

    カテゴリー │佐久間町天竜川植物自然佐久間ダム


     例年にくらべ開花が早かったことしのサクラ。
     ここ2、3日前から見ごろを迎えています。


     新型コロナウイルスの感染が広がる中、地域によっては外出自粛要請も。


     きょうの佐久間ダム。
     人影まばらかと思いきや、さもあらず。


     淡いピンクの花びらも心なしか、うれしそうに揺らいでいました。




     これでもかと咲き誇っているサクラも、よし。
     

     忍びやかに、そっと、来る人を待つサクラも、よし。




     湖畔の雑木(景観支障木)がなければ、さらによし、なんですが。

















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    崩落から5年、新橋再建。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間吹奏楽クラブ佐久間ダム

     2015年(平成27年)1月、天竜川に架かる国道473号の原田橋が土砂崩れによって崩落。橋の上で点検をしていた2人の市職員が巻き込まれ犠牲となった。
     川の両岸が分断された住民は、以来、河川内に設けられた仮設道路を使って生活をしていたが、上流にある佐久間ダムの放流や大雨による増水時には、長時間のう回を強いられてきた。







     崩落から5年、住民待望の新しい橋「原田橋」が完成し、29日、市長や地元の住民代表ら70人が参加して記念の式典が行われた。 参加者は、亡くなった2人に黙とうを捧げた後、テ-プカット、渡り初めをし5年ぶりの新しい橋の再建を祝った。








     新橋は、元の位置から約200m下流へ建設され、長さ284m、幅8m。



     式典のあと、午後4時に開通、待ちわびた多くの車が真新しい橋を渡った。
     


     新橋両岸の接続部分の工事のため、約1か月間は交通誘導員による片側交互通行になる。


     (上空から撮影した写真は、浜松市のパンフレットから。)


    原田橋崩落からの関連記事は、こちら。


























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    新々原田橋、いよいよ開通。

    カテゴリー │佐久間町その他佐久間ダム

    令和初めてのクリスマス・イブに、
     うれしい便り。

    国道473号原田橋の新々橋、
    開通日時と新橋の名称が決定しました。


     名称は「原田橋(はらだばし)」。
     開通日時は、令和2年2月29日(土曜日)16時(予定)となりました。

     
     ※片側交互通行で開通。
























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    平沢の三差路は、T字路に。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム飯田線

     国道473号の新々原田橋の完成まで、およそ8か月。

     今回は新々原田橋に関連して、新橋の左岸(中部側)の平沢地先・市道佐久間中部31号の拡幅と、同道が主要地方道飯田富山佐久間線と交わる部分の改良工事について触れておきましょう。


     市道佐久間中部31号は平沢の旧「鮨江戸芝」前から旧原田橋までの約400m間。 所どころ広い個所もありますが、対向車との避けあいがままならないカ-ブの連続。 この道路の拡幅が予定されていて、併せて、旧「鮨江戸芝」前の交差点の改良も計画されています。


     市道佐久間中部31号の拡幅は、旧「鮨江戸芝」前から新々原田橋までの約200m間を、現在の4~5mの道幅から天竜川側へ約8mに広げます。


     この工事と並行して行われる旧「鮨江戸芝」前交差点の改良は、この三差路を通過する車の優先度合いを変更する改良工事です。
     
     この工事が完成すると、新々原田橋から佐久間方向へ進む車両(またはその反対)は直進し、佐久間ダム方向から新々原田橋へ向かう車両や、佐久間ダムから佐久間方向へ下る車が、一旦停止を義務付けられます。

     

     二つの改良工事は、新橋開通後の2か年で完成する予定です。


     
     天竜川の仮設道路は、きょうも佐久間ダム放流のため通行止め。 親戚でお葬式ができたのですが、仮設道路が通れないため四苦八苦しています。
     仮設道路の通行止めは 7月に入って、もう3回目。 新橋開通までにあと何回、不自由な思いをするのでしょうか。
     新しい橋の工期は来年3月末となっています。 一日でも早い開通を願わずにはいられません。














  •  

    工事の遅れは?

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム

     国道473号の天竜川、新々原田橋の架設工事は、10月から橋げたを架ける上部工事が始まることになっていました。
     ところが、先月来の佐久間ダム放流によって河川内では準備工事もできず、工事そのものがストップ状態です。


     先ほど午後3時、佐久間ダムの放流が止まり、夕方には仮設道路の通行止めが解除されます。そして工事再開。


     と思いきや、先日の台風による大雨で国道473号は浦川(島中峠)・川合間で路肩が崩れ大型車は通行できなくなっています。


     三遠南信道の工事にも影響が及んでいるようです。
     それぞれの工事業者の心中は?




     工事の遅れといえば、新々原田橋左岸の橋台工事もだいぶ延びるとか。
     この工事では国道473号は中部地内(元森本物産から旧原田橋間)で通行止めになっています。
     当初の予定では今月末には通行可能になるはずでしたが、通行止めは来年3月まで延長されることに。

     普段ここを通行する人たちにとっては、なんともはや。





     新々原田橋完成まで1年半、三遠南信道佐久間道路開通までは半年。
     影響はないとは思いますが。
















  •  

    両岸の道路整備に望み。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム


     新々原田橋の周辺道路整備に国の予算が盛り込まれそうです。

     右岸川合側の朝叶(あさかな)地先や、左岸中部側の市道の拡幅・線形改良などが期待されます。




    (写真はきょうの静岡新聞1面。)














  •  

    湖をまたぐ彩り橋。(再)

    カテゴリー │佐久間町天竜川自然佐久間ダム

    きのう投稿した記事が、スマホなどで一部表示できない不具合がありました。
    このため、以下に再投稿します。

    この記事の後半部分が黒くなっている不具合です。
    黒い部分の中に、文字がわずかに読み取れる状態。

    改善されていない場合は、お手数ですがパソコンでアクセスしてみてください。




    霧雨が一瞬、陽射しを受けたとき
    湖上にあらわれた七色の半円。



    ダム湖の岸辺をまたぐ「彩り橋」。

    新春の福音。



    寒波到来を控えて
    だれもいない佐久間ダム。







    (9日午後零時頃撮影。)






















  •  

    湖をまたぐ彩り橋。(再)

    カテゴリー │佐久間町天竜川自然佐久間ダム

    きのう投稿した記事が、スマホなどで一部表示できない不具合がありました。
    このため、以下に再投稿します。



    霧雨が一瞬、陽射しを受けたとき
    湖上にあらわれた七色の半円。



    ダム湖の岸辺をまたぐ「彩り橋」。

    新春の福音。



    寒波到来を控えて
    だれもいない佐久間ダム。







    (9日午後零時頃撮影。)






















  •  

    湖をまたぐ彩り橋。

    カテゴリー │佐久間町自然佐久間ダム

    霧雨が一瞬、陽射しを受けたとき
    湖上にあらわれた七色の半円。



    ダム湖の岸辺をまたぐ「彩り橋」。


    新春の福音。


    寒波到来を控えて
    だれもいない佐久間ダム。





    (きょう午後零時頃撮影。)













  •  

    もうすぐ通行再開に。

    カテゴリー │天竜川佐久間ダム

     佐久間ダムの放流のため、天竜川の原田橋に代わる仮設道路は21日夕方から通行止めになっていましたが、きょう午後4時にダムの放流が終了したため、明日の正午までには通行止めが解除になるということです。

     復旧作業にどれくらい時間がかかるのかわかりませんが、生活の道、生命の道ゆえに、「明日の正午までに」などといわず、突貫作業で今夜中にでも通してほしいもの。

     写真は午後4時30分の仮設道路。



     通行止め解除に関する情報は、このペ-ジに追記します。



    27日午前8時05分追記
      
      このあと午前8時30分から通行止めが解除になります。














  •  

    悪天候にも負けじ。

    カテゴリー │天竜川佐久間ダムふるさと歌舞伎川合花の舞イベント飯田線

     22日、佐久間歴史と民話の郷会館で「さくま伝統芸能フェスティバル」が開かれました。

     台風21号の接近、ダム放流による仮設道路の通行止め。さらに飯田線も運休というトリプルパンチ。さらにこの日は衆議院選挙も、と。
     
     それでも、予定されていた佐久間町内6つの団体が、それぞれの演目を熱演し拍手を浴びていました。





    浦川歌舞伎






    川合花の舞



     客席にはおよそ100人が。(浦川歌舞伎上演時)
     少ないとみるか、あるいはあいにくの天気、状況の中、こんなに来場してくれたとみるか。
     
     演ずるみなさんは、悪条件を一蹴するくらいの気合の入り様だったよう。


     でもやはり、せっかくなら良い条件のもとで披露してもらいたいと。







     ■「川合花の舞」は、
        10月28日(土) 午後3時から翌日午前2時ころまで 
        佐久間町川合の八坂神社境内で奉納されます。




















  •  

    客足が心配です。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダムふるさと歌舞伎川合花の舞イベント

    超大型で非常に強い台風21号が北上し、日本列島は大荒れの天気が予想されています。
    佐久間ダムの放流のため、天竜川の原田橋に代わる仮設道路は昨夕から通行止め。


    こんな状況ですが、きょう、佐久間歴史と民話の郷会館で「さくま伝統芸能フェスティバル」が開催されます。
    足元に注意なさりながら会場へお出向きください。 午前10時30分開演です。


    頼みの綱・JR飯田線は、今のところ(午前7時10分現在)平常運行中。



    お問い合わせは
      佐久間協働センタ-(電話 053-966-0006)へ。


    (写真は、花道が設置され開演を待つばかりの大ホ-ル。)

















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    なんともはや。

    カテゴリー │佐久間町大千瀬川天竜川佐久間ダム静岡・愛知両県飯田線なにか変?

     春の嵐、 ダム放流、 仮設道路通行止め。
     加えて、 飯田線が土砂流入のため不通。
     その現場は目と鼻の先、 早瀬と下川合駅の間だと。
     なんともはや。

     きょう、仮設道路は通行可能になったものの、
     飯田線の復旧は21日以降との報。
     土砂はかなり高いところから崩れているようにも。
     大きな岩も転げ落ちてきそうな。


     三河川合と中部天竜の間をJR代行バスが運行されるというが、
     この区間に7つある停車駅のうち、 バスは東栄と浦川の二駅にしか。
     これも、 なんともはや。





     最初の写真は島中峠から。 トンネルの奥が下川合駅方向。
     次の写真は国道473号から。
     最後の写真は三嶋神社から。 手前の道は市道浦川半場線。











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  •  

    さくまるくん、走る。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム静岡・愛知両県静岡・長野両県

     最近、 町内の国道でよく見かけます。
     10トンダンプカ-前部に取付けた車両幕に 「さくまるくん」。

     「ヘッドマ-ク」 ならぬ 「ヘッド幕」。
     浜松ナンバ-はもとより、 豊橋ナンバ-、 松本ナンバ-、 と、 三遠南信の衆が10数台。


     車の正面は一番目につきやすい所です。
     地域や交通安全を呼びかけながら、 さくまるくんも自分自身を大きくPR。
     長野県内の国道418号、 愛知県の同151号、 そして佐久間町内の473号などを折り返し駆け抜けています。




     これらのダンプトラックは、 佐久間ダムの湖底にたまった土砂を、 ダムの下流に流す置土試験工事のためのもの。  国交省による天竜川ダム再編事業です。

     長野県天龍村水神橋付近のダム湖でしゅんせつした土砂は、 佐久間地先・豆こぼし上流の天竜川河川敷まで運ばれます。 今月末までの予定。 









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  •  

    ダム湖に軍艦 !?

    カテゴリー │佐久間町天竜川愛知県佐久間ダム長野県

     佐久間ダム湖には働く船がいっぱい。
     湖底にたまった土砂の浚渫 (しゅんせつ) をしている巨大な船たち。


     先日、 国道151号の道の駅 「グリ-ンポ-ト宮嶋」(愛知県豊根村) に立ち寄ると、 少し小さめのパンフレットが目に付いた。


     「佐久間連合艦隊」 という文字に 「ギクッ」。


     思わず手に取った。
     最近発行されたばかりだという。
     ダム湖で活躍する浚渫船の数々を紹介した豊根村の観光パンフレットだった。

     これらの船を見ると、 船体には大砲があるようにも見える。
     なるほど、 さながら戦艦のよう。




     名所・旧跡・特産品などが、 いっさい紹介されていない。
     ネ-ミングもさることながら、 遊び心が感じられるユニ-クなパンフレットに、
                  ☆三つ

















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    スカっパレの下、フェスタ。

    カテゴリー │佐久間町佐久間ダムイベント幼稚園・小学校・中学校

     佐久間町の秋の一大イベント 「フェスタさくま」 が13日、 佐久間協働センタ-駐車場で開かれた。 4年ぶりの快晴に恵まれ、 多くの観客が秋の一日を満喫した。


     毎年 「佐久間音頭」 の総踊りで開会。 太鼓は伊藤利光さん (半場)。


     隣り町のゆるキャラ、 おきよめっち (長野県天龍村)、 オニスタ- (愛知県東栄町) たちも、 さくまるくんと一緒にフェスタを盛り上げた。


     園児たちのダンス、 ヒップホップダンス、 フラダンス。







     かすみおねえさんとあそびまショ-。





     のざわあきよさん作詞作曲の 「さくまのさくまるくん」 が音頭になって初披露。 佐久間町川合出身のかすみおねえさんが、 さくまるくんと一緒に踊りの手ほどきを。 編曲は井辺有美さん (上市場)、 振り付けは笹野訓子さん (町区)。



     浜松市消防音楽隊は、 おなじみの曲をたっぷり演奏。



     J-POWERのブースでは、 佐久間ダム完成60周年を記念した特製の 「ダムカ-ド」 が人気の的。


     佐久間の秋を味わおうとする人たちで、 早々売り切れのテナントも。





     フェスタの動画は YouTube でもご覧になれます。







































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    佐久間ダムも還暦。

    カテゴリー │天竜川佐久間ダムイベント


     佐久間ダムはことし、 完成から60年。
     その雄姿はいまだ衰えることなく、 秋晴れのさわやかな空気を胸いっぱい吸い込んでいるようです。
    (10月24日撮影)

     

     今度の日曜日(30日)、 59回目となる 「佐久間ダム竜神まつり」 が開かれます。
     会場はもちろん佐久間ダム。
     午前10時から午後3時まで、 竜神の舞、 佐久間飛龍太鼓の披露をはじめ、 浜松ベンチャ-ズの演奏や湖上花火大会などが繰り広げられます。


     ダム広場では地元のおいしいものが味わえるテント村も併設。 ダムのえん堤内部も見学できる企画も。 J-POWERのブースではダム完成60周年の記念品も用意されているようです。

     

     会場までは無料シャトルバス (約20分間隔) で。















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    通行止め解除に。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム


     20日から続いていた佐久間ダムの放流がきょう午前10時に終了し、 午後2時から仮設道路の通行止めが解除されました。















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    仮設道路の今。

    カテゴリー │天竜川佐久間吹奏楽クラブ佐久間ダムふるさと歌舞伎イベント

     崩落した国道473号原田橋に代わる天竜川河川内の仮設道路は、 上流の佐久間ダムが放流しているため20日午前10時半から通行止めになっています。


     写真は22日午前10時すぎ、 下流方向から見た仮設道路です。 
     沈下橋の橋脚間の空間だけでは本流の水量をくぐらせきれないので、 川の流れが仮設道路を越流しています。 


     天竜川左岸 (中部側)




     天竜川右岸 (川合側)



     きのうの朝は、 沈下橋本体を水流が呑み込んでいましたから、 ダムの放流量はかなり減っていると思います。
     
     
     週末には 「浦川歌舞伎」(24日) や 「ウィーン交流コンサ-ト」(25日) が開催されるのですが。



     仮設道路の状況は新しい情報が入り次第、 追記します。





    24日追記

     午後3時25分すぎ、JR飯田線の車窓から見た仮設道路は、 この22日の水量以上の流れで沈下橋を超えていました。
     ダムの放流量は下がるどころか、 上がっています。



    27日追記

       こちら




























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    週末はどうなる?

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間吹奏楽クラブ佐久間ダム長野県ふるさと歌舞伎

     台風16号の直撃が予想されましたが、 昨夜9時すぎ、 東海道沖で温帯低気圧に。
     今のところ被害に遭ったという話もなく、 やれやれ。

     「置きみやげ」 といってはナンですが、 佐久間ダム放流 (20日午後1時から) にともなう 天竜川仮設道路の通行止め (20日朝10時半から)。

     つい先日 (16~18日) も放流したばかりだというのにダム湖は今、 満水状態。 上流からの流入量が多ければ、 しばらく放流継続かも。 仮設道路の通行止めは続きます。 
     (写真は20日午後1時半。 ダム2門放流中。)



     週末開催される 「浦川歌舞伎」(24日) や 「ウィーン交流コンサ-ト」(25日) の客足にも影響が ?

     

     「国道473号・分断」、 計り知れない やりきれなさです。





     仮設道路の最新情報は、 こちら
















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    ダム、寸景。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム

    言わずもがな 佐久間ダム。

    秋を感じる空気の中で

    雄大、 荘厳。



    ある意味で 神々しさも。




    (きのう31日午後零時10分。)



    (写真は、 クリックして大きくなった画像の上をもう一度クリックすると、 さらに拡大します。)


























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    片側の舗装完了。

    カテゴリー │佐久間町天竜川植物佐久間ダム

     悩まされていた砂ぼこりやデコボコ路面でした。
     これからは、 採石のとがった小石でタイヤがパンクすることもなくなります。  泥はねもありません。

     原田橋に代わる天竜川河川内の仮設道路が、 きょうの午後から舗装された路面を通行できるようになりました。


     舗装されたのは上流側の片側だけですが、 少しだけイライラ解消です。
     下流側の車線も舗装工事中です。



     ところがこの仮設道路、 このあと午後6時から通行止めに。
     「春の嵐」 による雨の影響で、 上流にある佐久間ダムが放流するためです。
     

     通行止めがいつまでなのか・・・・。

     不便さだけは変わりません。




     せっかく咲きそろったサクラですが、 この雨に打たれ花びらが一気に減ってしまいそうです。








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    やっと舗装工事が。

    カテゴリー │天竜川佐久間ダム

     わたしたち、 地域住民待望の動きです。
     崩落した国道473号原田橋に代わる仮設道路の路面舗装工事が始まりました。
     仮設道路が開通してから要望に要望を重ねたのですが、 拒まれ続けて、 今やっと。


     今までの仮設道路の上流側に、 1車線分、 道幅を増やす形で土盛りし、 法面と路面をコンクリ-トで覆います。 路面の舗装は上流側車線を先行し、 その後、 下流側の車線を舗装します。 

     この工事により、 幅6.5メートルのほこりや路面凹凸のない仮設道路に変わり、 二輪車や大型車の通行禁止も解除される予定です。



     ただ、 道幅が広がるのは天竜川の河川敷内の区間だけです。
     左岸中部側 (写真左) と右岸川合側 (同右) の、 それぞれ100数十メートルも拡幅されれば、 車両の対面通行が可能になるのですが。


     イライラが募るガ-ドマンの指示による片側交互通行。 新しい橋ができるまで延々と続くのでしょうか。
     新橋完成までは、 あと4年。 山間地の人々の暮らしに目を向けてくれるのか、 市の判断に期待したいものです。



















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    異論続出の説明会。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダムなにか変?

     今月27、30日に浦川と佐久間、 二つの会場で予定されている 「新々原田橋」  建設に関する説明会が、 昨夜、 2会場に先行して川合地区で開かれた。 当地区は、 国道473号原田橋崩落に伴う天竜川河川内の仮設道路が通過する集落のため、 単独で説明会が設けられる。

     説明会は 「河川内仮設道路」 と 「新々原田橋建設」 に関する内容。



    ★仮設道路に関しては

    ① 通行止めにする基準のうち、 「気象警報が発表されたとき」 を削除し、 代わりに 「視距離が30m以下になったとき」 と 「風速20mが観測されたとき」 を加える。 (11月30日から適用)

     このことにより、 今後仮設道路が通行止めになるのは大雨による水位上昇のとき、 佐久間ダム放流時、 路面補修のときなど、 と相まって実状に即した基準に変更されることになった。
     ただし、 ダム放流の事前情報は、 たとえ 「空振り」 になったとしてもこれまでどおり12時間前くらいに知らせてほしい、 と強い要望も。 市は、 電源開発へ申し入れるという。


    ② 原付・二輪車・大型車を通行可能にする。 (来年度早々から)
     路面の構造を強固なものにすると同時に、 路肩に転落防止の安全施設を設ける。

     また、 大型車が仮設道路へ進入しやすいように、 建設途中だった新原田橋の左岸橋台の一部を撤去して転回地点 (中部側) を拡幅する。 (25日現在、 拡幅済み)


     大型車の通行止め解除に関しては、 異論続出。

     ≫市道中部31号 (平沢から原田橋まで) はカーブが多く道幅も狭いのに、 そこへ大型車が滞留すると、 浦川方向から上ってくる車両とのすれ違いは困難。
     
     ≫市は、 大型車は平沢で待機してもらう方法も考えられるというが、 その分、 対向車の通過待ち時間が長くなるのは明らか。 今以上に待機時間が長くなるのは我慢できない。
     
     ≫大型車の通行止めを解除するなら市道を拡幅してから。

     ≫原付・二輪車の通行止め解除は遅すぎ。 すぐにでも。

     ≫大型車の通行規制解除は、 見切り発車もはなはだしい。

     ≫仮設道路の幅を少しだけ広げて、 対面通行できるようにするほうが現実的。

      ・・・・などの声。





    ★「新々原田橋」建設に関しては

    ① 天竜川右岸の国道473号 「朝叶橋」 南付近と、 同左岸の市道中部31号を結ぶ全長約300m。

    ② 幅8.7m、 片側1車線。 歩道なし。
    ③ 橋脚は2基。
    ④ 調査と設計を今年度に終え、 来年7月頃から工事着手。

    ⑤ 完成は平成31年度末。

     以前から要望していた 「歩道」 は、 ハナから計画に入っていない。




     全般的に、 不自由・不便さを強いられている地元の人たちの立場に立って考えてくれているとは思えない計画の説明だった。
     はたして、 浦川と佐久間の会場ではどんな声が上がるのだろう。


        




















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    竜神の舞。

    カテゴリー │佐久間町佐久間ダムイベント

     佐久間ダム竜神まつりが開催された。
     ことしで58回を数える。
     わたしは何年かぶりのダムまつり訪問。



     雲一つない秋空の下、 竜神が湖畔を勇壮に舞っていた。


















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    あれから7か月。

    カテゴリー │佐久間町天竜川佐久間ダム


     国道473号原田橋と建設中だった新しい橋が崩落してから、 おとといで7か月。 


     当初、 5月中には撤去されるはずの骨材は、 まだ新橋の一部分が土砂の中。



     鋼鉄の主桁は分断して大型トレ-ラ-で運び出されている。





     上流の佐久間ダムはきょう全門放流。 
     初秋の青空に映える光景。


     だが、 原田橋に代わる仮設道路は、 ダムの放水によってこのとおり。


     これが地域の生活道路? 
     あと何年? 
     大概にしてほしい。




     落橋現場には、 小さくなった献花台。
     亡くなった市職員二人の言葉が聞けたなら・・・・。






     
     





     写真は5月20日、 8月31日15時45分、 きょう14時20分撮影。










































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