4年ぶり、川合花の舞。
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三遠南信地域の各地で行われている湯立神楽の中では、シ-ズンの皮きりとなる「川合花の舞」が、10月29日、佐久間町川合地区の八坂神社で奉納されました。
コロナ禍による休止を経て4年ぶりとあって舞い手の数も減り、演目を厳選しての開催となりました。
写真は、順に「地固め」「扇の四ツ」「山見鬼」「湯ばやし」。
当日はYouTubeでのライブ配信が予定されていましたが、通信状況が不安定でご迷惑をおかけしました。
川合花の舞、4年ぶり奉納へ。
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今年は、コロナ感染の危険性はぬぐえないまでも4年ぶりに舞を奉納することになりました。 舞手の減少、保存会員の高齢化による労力不足など厳しい面もあり、完全復活とはいきませんが、簡素化した形でも再開し、翌年以降へつなぐことになりました。
10月29日(日)の午前9時から釜祓い(かまばらい)の儀のあと、「地固め」と「湯ばやし」、二つの舞を神社境内で奉納します。 午後1時ころ終了予定です。
八坂神社霜月祭典の例大祭は、舞のあと、神殿内で午後2時から執り行われる予定です。
「川合花の舞」は、愛知県奥三河地方の「花祭」(静岡県内では「花の舞」という)や、長野県南信州地域に古くから伝わる「霜月祭り」と同様、五穀豊穣を感謝し来たる年への無病息災を神に祈る民俗芸能で、三遠南信地域の中では毎年一番最初に開催される湯立て神楽です。
写真は「地固め」(1枚目)と「湯ばやし」。
R151、池場の現場。
池場峠の頂上から約3.0キロ、ミニカ-マからは約500m新城寄りの地点。 三遠南信道の鳳来峡ICまで行けない。
佐久間から新城市街地へ出るには、愛知県東栄~設楽町をう回して30~40分ほど余分にかかる。
路面の土砂はほぼ取り除かれてはいるが、斜面からまだ樹木や土が落ちてきそう。
片側交互通行で通れるようになるには、あと何日?
「今月中は無理かも」と言う人も。
(5日午後1時ころ撮影。 写真手前が佐久間、奥が新城市街地方向。)
◆12日午後5時から片側交互通行で通れるようになりました。
(12日午後6時、追記しました。)
記憶の中へ。
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蓄膿(ちくのう)の手術や川遊びで患った中耳炎の治療。診察に通った人は数知れず。
近隣の町や村からも多くが訪ね、夏休みには診察の順番を待つ人が道路にあふれるほどでした。
昭和の初期から地域に親しまれてきた耳鼻咽喉科医院でしたが、10数年ほど前に閉院。
佐久間町川合地区、街の一風景としてたたずんでいた診察室や入院病棟の解体工事が、先日から始まりました。
医院向かいにあった駄菓子屋「まことや」や、軽食の「みたや」「わかづる」など、往時賑わった商店の存在も忘れ去られようとしています。
長年の思い出や記憶が重なる 時代の名残りが静かに消えてゆきます。
池場峠はトンネルで。
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東栄IC(愛知県東栄町)から鳳来峡IC(同新城市・旧鳳来町)間7.1キロのこの区間は、トンネル4本と7つの橋で国道151号の池場峠を貫きます。
開通すると佐久間川合ICから新東名(浜松市北区)までがわずか25分で結ばれます。
2025(令和7)年度開通予定です。
三遠南信道は飯田市の中央道と新東名をつなぐ延長約100キロの高規格幹線道路。水窪佐久間道路(水窪IC-佐久間川合IC間14.0キロ)も事業着手され、用地買収が始まっています。
最初の写真は東栄IC付近。写真手前が浦川IC方向、奥が鳳来峡IC方向。
あとの写真は、国道151号とJR飯田線をまたぐ7号橋(335m)の橋桁工事。写真奥が佐久間方向。新城市(旧鳳来町)川合で。
ことしも見送り、花の舞。
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佐久間町に古くから伝わる静岡県指定の無形民俗文化財「川合花の舞」は、このほど開いた保存会の役員会で、ことしの花の舞開催を見合わせることになりました。 新型コロナウィルスによる感染症の拡大によるさまざまな影響を考慮した結果で、中止するのはおととしのコロナ禍以降、三年連続です。
「川合花の舞」は、毎年10月最終土曜日に開催される地区内の八坂神社霜月祭典の際、保存会員によって神社に奉納されていて、ことしは10月29日に行われる予定でした。
愛知県奥三河地方の「花祭」(静岡県内では「花の舞」という)や長野県南信州地域で行われている「霜月祭り」と同様、五穀豊穣を感謝し来たる年への無病息災を神に祈る湯立て神楽で、夕刻から夜を徹し10数番の舞が神社境内で繰り広げられます。 鎌倉時代末期に修験者によって伝えられたといわれています。
なお、八坂神社霜月祭典の例大祭は、10月30日(日)の午後1時から執り行われる予定です。
写真は順に、湯釜の火を蹴散らす榊鬼、湯たぶさで湯を振り払う「湯ばやし」(2015年)と、見得を切る山見鬼(2016年)。
心にひびく出会い旅
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BS朝日
1月30日(日)午後1時00分~1時55分
「三遠南信ふるさと紀行」
~心にひびく出会い旅~
https://www.bs-asahi.co.jp/sanennanshin/
☆長野県内では
2月11日(金)にも
長野朝日放送で午後2時40分から
放送予定。
うまい鮎。
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「星空の街」「明神の秋」「花祭りの里」「湯ばやし」・・・。
東栄小学校児童の書道です。東栄町にちなんだ言葉を児童それぞれが考え、しっかりと半紙に書きとめています。
「五平もち」「うまい鮎」、そんな筆文字に、つい、頬が緩んでしまいました。
お隣りの愛知県東栄町で文化祭が開かれています。
P&G体育館での町民の作品展示会です。保育園児からお年寄りまで26の個人・団体が、日ごろの活動の成果を発表しています。
11月7日(日)まで。
お隣りさん、全国へ。
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昨年暮れの漫才コンテスト「M-1グランプリ・2020年大会」で優勝を飾った「マヂカルラブリー」、野田クリスタルと村上からなるお笑いコンビです。 そのツッコミ担当・村上さんが愛知県新城東高校(ことし3月で閉校)出身との記事。 本名は鈴木崇裕(すずき・たかひろ)さん、1984年10月生まれ。鳳来町出身。
村上さんがいかに個性を爆発させるかに注目。(写真は昨年12月、中日新聞・愛知県版)
そしてもう一人。
2018年、インターネット番組「日村がゆく」での「高校生フォークソングGP」でグランプリを獲得したシンガー・ソングライターの崎山蒼志(さきやま・そうし)さん。 2002年08月生まれの18歳。浜松市内の高校に在学中。
昨年11月にはNHK「うたコン」に出演するなど、最近、脚光を浴びています。
崎山さんは、オ-ナ-夫婦が近隣の音楽愛好家を招いて定期的にミニライブを開いている、佐久間町浦川(上市場)の家庭料理レストラン「あい川」でも、5年ほど前に歌ったことが。 プレ葉ウォ-ク浜北では何度も。
きょう、1月27日にアルバム『find fuse in youth』でメジャー・デビューを果たします。(写真はNHK「Uta-Tube」より。)
佐久間高校(現浜松湖北高校佐久間分校)北隣りの阿南高校(長野県阿南町)からは、ご存知・峰竜太さん。
南隣りの新城東高校(愛知県新城市)からはマヂラブの村上さん。
市内の高校からは崎山さん。
さて、ご当地、佐久間分校から全国区へは?
ホントなら「テホへ テホへ」
コロナ禍で中止になったことしの「川合花の舞」。
本来なら1週間後に祭りの日を迎えるはずだったというので、愛知県安城市に住む妹からこんなのが届きました。 実は妹も「花の舞」大好き人間。
インパクトあり。
コロナウイルスは寄り付かないかもしれません。
でも、このマスクをかけて、街を歩くには、いささか・・デス。
「花の舞」、中止。
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昭和天皇のご病状が不安定だった年には、ひとつの舞だけ奉納されたことがありましたが、すべての舞が中止になるのは、初めてだと思われます。。
「川合花の舞」は、毎年10月最終土曜日に開催される地区内の八坂神社霜月祭典の際、保存会員によって神社に奉納されています。
愛知県奥三河地方の「花祭」や長野県南信州地域で行われている「霜月祭り」と同様、五穀豊穣を感謝し来たる年への無病息災を神に祈る湯立て神楽で、夕刻から夜を徹し10数番の舞が神社境内で繰り広げられます。 鎌倉時代末期に修験者によって伝えられたといわれています。
なお、八坂神社霜月祭典の神事(例大祭)は、11月1日(日)の午後1時から、例年より規模を縮小して執り行われる予定。
(写真は、「山見鬼」。おととし撮影)
「川合花の舞」関連記事は、こちら。
https://puppu.hamazo.tv/c518238.html
ホコ天もコンサ-トもコロナ禍。
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この催しは地域の人たちに夏の一夜を楽しんでもらおうと開かれるもので、山車(屋台)の引き回しや五平餅、焼きそばなどの販売、子どもたちのゲーム大会、メッセ-ジを添えた花火の打ち上げなどがあり、盆で帰省した地区出身の人たちや近隣から訪れる家族連れでにぎわいます。
昭和60年(1985)から続いていますが、中止になるのは今回が初めてです。
翌日予定の地区盆踊り大会も中止になります。
また、10月に開催予定だった「さくま国際交流音楽指導講座・ウィ-ン交流コンサ-ト」も感染拡大を防止するため、中止になります。(佐久間協働センタ-関係)
毎年10月に行われている静岡県指定の無形民俗文化財「川合花の舞」が、どのようになるのかは未定です。
8月中には開催の可否がわかると思います。 当ブログでもお知らせいたします。
「川合トンネル、水漏れ。」(16日付)の記事に、新しい写真と本文を追加しました。
https://puppu.hamazo.tv/e8868364.html
19日の午後は、断続的にはまぞうブログの閲覧ができない障害が発生しました。
現在は復旧し、正常になっています。
川合トンネル、水漏れ。
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掘削中にも異常出水のため、工事がストップしたことがある川合トンネルです。
写真は川合トンネル内の漏水地点。 川合側入り口から東栄インターに向かって7~900メートルの間。 4~5か所で大量の水漏れが発生しています。
浦川方向から撮影(川合側入り口から約900メ-トル)。 トンネル上部から滝のように流れ落ちる水の様子。
ほぼ同じ地点、川合側から撮影。 壁面下部の路肩部分からの出水。
浦川方向から撮影(写真奥が川合側出口。 出口まで約700メ-トル)。 トンネル内部を覆うコンクリ-トのすき間から滴り落ちる湧き水で路面は水浸しです。
トンネルの掘削面には、水漏れを防ぐために特殊なシートを施してある(川合トンネル貫通式のときの写真参照)のですが、最近の記録的豪雨で想定以上の水量が湧き出ているのでしょう。
(7月19日午後3時、写真・本文追加しました。)
19日の午後は、断続的にはまぞうブログの閲覧ができない障害が発生しました。
現在は復旧し、正常になっています。
佐久間ダム建設のム-ビ-ワ-クは?
カテゴリー │佐久間町│天竜川│水窪町│橋│佐久間ダム│静岡・愛知両県│飯田線│佐久間高校│静岡・長野両県
ダム完成の半年前、佐久間発電所で23万キロワット(最大出力は35万キロワット)の一部運転が始まったのが、きょう4月23日。
そんなことが、当時撮影された記録映画に残っています。
岩波映画社の「佐久間ダム」はよく知られていますが、ダム本体工事を担当した間組が制作した「佐久間ダム建設記録」(英映画社)は、あまり目にすることがありません。 第1部・第2部合わせて約100分の大作です。
・湖底に沈んだ村々の風景
・落橋した原田橋の上流に架かっていた初代の原田橋
・工事専用の引き込み線だったB型鉄橋をダム建設資材を積んだ貨物列車が通る様子
・上島(現在の佐久間分校)周辺
・作業員宿舎があった朝叶地区
・工事用道路の飛竜橋架橋工事
・セメント運搬道路として、現在の県道1号が造られる過程
・付け替えられた飯田線開通の様子
など、ダム堤体工事の記録もさることながら当時の佐久間村のあちこちが映し出されています。
新型コロナウイルス感染防止のため外出もままならない昨今、テレワ-クならぬム-ビ-ワ-クで、往時をゆるゆると顧みるのはいかがでしょう。
★「佐久間ダム」(30分00秒)
https://www.youtube.com/watch?v=XOAwDATHwZo
★「佐久間ダム建設記録・第1部」(45分07秒)
https://www.youtube.com/watch?v=PwcSdsmT2Vg&feature=youtu.be
★「佐久間ダム建設記録・第2部」(58分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=dZadmJTIxak&list=RDCMUCemRkHqzjN0IgMCiJlC_Ckg&start_radio=1#t=339
「池場峠トンネル」、28日に貫通式。
この区間は、国道151号の池場峠の北西側を4本のトンネルで貫きます。
いちばん長い3,566mのトンネルは東栄町三輪から新城市池場(旧鳳来町)間。 国道151号の池場峠をくぐり抜けるル-トです。
工事では「3号トンネル」と呼ばれているこのトンネルは平成29年7月、東栄町、新城市の両側から掘り始め、あさって28日午後2時、新城市側の坑口付近で貫通式が行われます。
この7.1 km区間が完成すると、佐久間川合ICから東名、新東名を経由して全国津々浦々までノンストップ。
開通時期が公表されていないのがもどかしいのですが、工事が順調に進むことを祈りたいと思います。
写真は東栄町側の坑口と4号橋(68m)の橋脚。 手前が東栄、佐久間川合IC方向。
図面は佐久間川合から鳳来峡ICまでのル-ト。 図の左が北方向。
ちゃんと読めます。
カテゴリー │佐久間町│愛知県│水窪町│静岡・愛知両県│なにか変?
この信号機の地名表示板の文字の一部が電柱に隠れて見えなかったのですが、12日、改善されました。
2017年09月06日付
「わかっちゃいるけど。」
左はおととし夏、撮影。
右の写真が改善後。
定点撮影の写真です。
見比べてください。
横表示板の取り付け位置を、信号機寄りに20センチ移動。
さらに、たて表示板も設置されました。
ついに開通、佐久間道路。
カテゴリー │佐久間町│大千瀬川│佐久間吹奏楽クラブ│静岡・愛知両県│川合花の舞│佐久間高校
その3年後に用地交渉着手。
それから5年後、工事開始。
工事開始から10年。今、開通。
三遠南信自動車道の一部を構成する佐久間道路が2日、開通。
佐久間町川合の佐久間川合ICから愛知県東栄町三輪の東栄ICまでの6.9キロが、高規格幹線道路・自動車専用道路でつながりました。
待ちに待った開通です。
■開通の日の一日を写真で振り返ります。
白や緑色のビニ-ルで隠されていた案内標識の文字。 開通の日の朝から、沿線の各所で一斉にマスキングはがし作業が。
開通式典会場の川合トンネルへ向かう一般招待のみなさん。
開通式は川合トンネルの中で。
ゆるキャラもお出迎え。
国会議員など主要来賓によるテ-プカットと、くす玉割り。
記念セレモニ-では、ICの地元・川合地区に古くから伝わる「川合花の舞」。
お祝いの場にちなみ、「地固め」(左)と「湯ばやし」、二つの舞を披露。
佐久間吹奏楽クラブと湖北高校佐久間分校ブラスバンド部が、ファンファ-レや車列パレ-ドで合同演奏。 式典を盛り上げました。
■いよいよ開通。
供用開始は目前。 係員の指示でICの入口まで車を移動。
午後4時ちょうど、開通。
先導車に続いて本線へ。 一番乗り。
東栄IC側からの一番乗りはバイク。
大千瀬川橋の上でスライド。
R473の佐久間川合IC入り口から東栄町のR151まで約8キロ。
ゆっくり走って10分足らず。 速度が速ければ・・分?
帰路。 本線トンネル内は、濃霧状態。新しいコンクリ-ト路面から巻き上がるほこり。
通り初めの車が多いためか、送風(換気)ファンがないためか、粉じんの中を走行。
■報道
開通を報じる中日新聞(左)と静岡新聞。
開通前日の静岡新聞。
鳥の眼で、佐久間川合と浦川ICを。
2日午後1時からの開通式のあと、同4時、供用が開始されます。
佐久間川合ICと浦川IC周辺を空からごらんください。
■佐久間川合IC
北東側から見た佐久間川合IC周辺。
左側がJR飯田線、大千瀬川、国道473号。
写真奥が川合トンネル、浦川方向。
南西側から見た佐久間川合IC周辺。
右側がJR飯田線、大千瀬川、国道473号。
写真奥が佐久間・中部方向。
■浦川IC
大千瀬川上流から見た大千瀬川橋。
左が佐久間川合ICへ向かう川合トンネル。
奥の赤い橋が、国道473号おきん橋。
大千瀬川の下流から見た大千瀬川橋。
左が東栄ICへ向かう浦川・奈根トンネル。
右上が小田敷の集落。
浦川・奈根トンネルの浦川IC降り口。
右のル-プがオフランプ。
オフランプは国道473号に接続。
(写真は、工事業者の中村組提供)
前記事「5,000人、一足早く通行。」、写真追記しました。
5,000人、一足早く通行。
カテゴリー │佐久間町│静岡・愛知両県│川合花の舞│イベント
開通後には二度と歩けない本線のトンネルや避難坑のウォ-キングは、特別な体験。 静岡・愛知の県境付近ではトンネルの貫通石などの記念品が配られました。
イベントの様子を写真でご紹介します。
(左)避難坑の探検。入坑を待つ家族連れのみなさん。
(右)避難坑の内部。
トンネル内には、地域の観光案内ブ-スや、佐久間道路の工事経過を紹介する写真パネルなどが並びました。
開通すれば、あっという間に通り過ぎてしまう静岡・愛知の県境で、記念の写真を。
特設ステ-ジでは、佐久間町の「川合花の舞」(写真右)や東栄町河内地区の「花祭」、和太鼓の演奏などが。
3月1日(金)、東海テレビの夕方の情報番組で、この日の様子を放送するそうです。
佐久間道路は来月2日、午後1時から佐久間川合IC近くの川合トンネルで開通式が行われ、午後4時に供用開始となります。
佐久間川合IC、開通前に、一足早く“通行”。
16日、佐久間川合インタ-チェンジ(IC)が設けられた佐久間町川合と神妻両地区の住民を対象に、開通前の佐久間川合IC周辺の現場見学会(工事業者・中村組主催)が開かれました。
両地区民をはじめ、県外に住む川合出身者など60数人が、本線や川合~浦川間の「川合トンネル」など約700mの区間をウォ-キング。一足早く真新しい道路の感触を自分の足で確かめました。
工事開始から10年。 変化した故郷。
道路から見える自宅を写真に収めたり、本線上で記念写真を撮るなど、参加者は開通後にはできない貴重な体験を味わいました。
三遠南信自動車道の一部区間、佐久間町川合と愛知県東栄町を結ぶ佐久間道路(6.9キロ)は、来月2日午後4時に開通します。
今月24日には、開通前の記念イベントが東栄IC周辺で開かれます。
(航空写真は、2月11日、中村組撮影。)
佐久間道路は午後4時に開通。
カテゴリー │佐久間町│橋│佐久間吹奏楽クラブ│静岡・愛知両県│川合花の舞
三遠南信自動車道・佐久間道路(佐久間川合IC~東栄IC間6.9キロ)の開通日時が、3月2日(土)午後4時と決まりました。
この日は開通に先立ち、午後1時から佐久間川合IC(川合トンネル内)でテープカットや開通パレードなどの開通式典が開かれます。
式では、「川合花の舞」も披露されるほか、佐久間吹奏楽クラブがBGMを担当します。
写真、上から順に
●佐久間川合ICオンオフランプ
●佐久間川合IC出入り口(R473)
●川合トンネル(浦川IC側)
●浦川IC入り口(R473おきん橋左岸)
開通前の道路を歩こう。
三遠南信自動車道の佐久間道路(佐久間川合IC〜東栄IC)開通まで、あと5週間を数えるだけとなりました。
開通1週間前の2月24日(日)に、開通プレイベントが開かれます。 愛知県の東栄IC周辺を会場に、トンネルウォーキングやトンネル避難坑探検、はたらく車の展示、ステージショーなど盛りだくさん。 午前10時から午後2時まで。
駐車場は、東栄小学校の北側。 シャトルバスで会場へ。
ナビは「東栄小学校」を目的地に設定してください。
(以上、25日午後2時、報道解禁)
開通式の時間と場所、供用開始(開通)の時刻などは、決まり次第、お知らせします。
2019年もよろしく。
昨年は親を見送ったほか、身内・知人にも生命にかかわるようないろいろなことがあり、あわただしい一年でした。
そんな年の瀬、大きな知らせが舞い込みました。
三遠南信自動車道佐久間道路の開通日が発表され、併せてIC(インタ-チェンジ)の正式名称が決まったという朗報です。
先にお知らせしたように、開通はことし3月2日。 そして、ICの名前は「佐久間川合」「浦川」「東栄」に。
ICの正式名称に関しては、大千瀬っ子にとって感無量。
地元にIC建設の話が持ち込まれた10数年前から、「IC名には“川合”という二文字を」と要望し続けてきたからです。 まさに吉報。
名称決定にあたっては、要望以外にも佐久間道路の建設に協力してきたことなど、川合地区に敬意を表してもらえた結果なのかもしれません。
ICの名称だけで経済波及や地域の活性化にどれほど効果があるのかは未知数ですが、ICが設けられることによって町おこしや観光客の誘致などには大きな期待が寄せられます。 佐久間道路の開通が、「川合」に限らず、佐久間地域・北遠地域の発展につながるのだと信じたいものです。
山肌には佐久間道路の本線。凧揚げに興ずるこどもたちは、将来、この道路の有難み、利用価値をずっと感じ続けてくれることでしょう。 1月2日撮影。
Atti-koti は、ことしも三遠南信自動車道の話題からスタ-トです。
「ICの名称」関連記事は、 こちら。
「凧揚げ」関連記事は、 こちら。
☆速報☆佐久間道路開通は3月2日(土)。
三遠南信自動車道の佐久間町から東栄町間、6.9キロの佐久間道路の開通日がわかりました。
来年3月2日(土)。
併せてIC(インタ-チェンジ)、トンネル、橋の名前も決まりました。
ICの名称は、
「佐久間IC(仮称)」は「佐久間川合(さくまかわい)IC」に、
「浦川IC(仮称)」は「浦川(うらかわ)IC」に、
「東栄IC(仮称)」は「東栄(とうえい)IC」に。
トンネルの名称は、
浦川~東栄町間の「佐久間第1トンネル(仮称)」は「浦川・奈根(うらかわ・なね)トンネル」に、
川合~浦川間の「佐久間第2トンネル(仮称)」は「川合(かわい)トンネル」に。
橋の名称は、
大千瀬川に架かる「大千瀬川橋(仮称)」は「大千瀬川橋」(おおちせがわはし)に。
開通式、開通時刻などくわしいことは、わかり次第、おしらせします。
佐久間(なかべ)ICは・・・・。
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今回の評価書は、昨年8月に行われた準備書にも記されていた水窪~佐久間のル-ト帯(約250m幅)やIC(インタ-チェンジ)の位置、トンネル、橋梁などの道路構造など、ほぼ同じ内容となっています。
評価書によると、
◎水窪~佐久間(川合)の工事区間は14.4キロ。全体の8割(11.6キロ)がトンネル。
◎工事の起点は水窪町奥領家(鳥居河原)、終点は佐久間町川合の佐久間(川合)IC部分。
◎中央構造線の西側を9本のトンネル(最長4.4キロ)と10の橋梁で建設。
◎ICは、起点側の水窪と、終点側には川合地先のIC(現在工事中)とは別のICが中部(平沢地先)に設けられる。水窪、中部(なかべ)、川合のICはいずれもハ-フインタ-。ICの名称は未定。
など。
佐久間(川合)IC から水窪方向へのルートをたどると、
⇒佐久間(川合)ICからすぐ、トンネル(約500m)で朝叶(あさかな)地先へ出て、天竜川を約400mの橋で中部(なかべ)の平沢台地へ渡ります。
⇒平沢台地にハ-フインタ-が設けられます。飯田方面への進入と、飯田方面からの出口となる佐久間(なかべ)ICです。
⇒この先は、4.4キロのトンネルを含め3本のトンネルで佐久間町中野田付近へ。
⇒中野田付近は1.2キロの明かり部。
⇒中野田から北は、水窪ICまで5本のトンネルが。
⇒中野田から数えて4本目のトンネルを出ると鳥居河原沢の橋(約100m)で、そのあと200mのトンネルを抜けると水窪IC。鳥居河原沢と南沢との間の、長尾(なごう)付近です。
今回の評価書では、佐久間町中部(なかべ)地先のICの位置・構造を読み取ることができました。
佐久間(川合)ICから天竜川を新々原田橋より数10メ-トル北西で平沢へ渡り、平沢台地では、数メ-トル前後の盛り土で本線が通るようです。
左の図面を、地図上に書き移したもの(緑色の枠内)が右の写真です。
断面図では、佐久間(なかべ)ICの、オン(進入)ランプとオフ(退出)ランプの構造がわかります。
水窪方向へ行くときは、本線をくぐって(アンダ-パス)進入することになりそうです。
オン・オフランプはこの付近(県道飯田富山佐久間線)に結節されると予測できます。
環境影響評価の手続きが完了すると、1-2年後に整備計画決定、用地買収着手になります。。
三遠道路(浜松いなさJCTから鳳来峡ICまでの13.9km)の場合、手続き完了から5年後に着工。開通までの工事期間は8年でした。
佐久間道路(東栄ICから佐久間川合ICまでの6.9km)は、手続き完了から9年後に着工。来年3月の開通までの工事期間は10年です。
当ブログでは、今後、ICの正式名称が発表されるまで、
中部(なかべ)平沢台地のICを「佐久間(なかべ)IC」、
川合地先のICは「佐久間(川合)IC」と表します。
開通まで4か月。
カテゴリー │佐久間町│大千瀬川│天竜川│橋│静岡・愛知両県
佐久間IC(佐久間町川合)から東栄IC(愛知県東栄町)まで、本線やIC部分の路面舗装、電気、通信設備などの工事が行われています。
佐久間町川合地先の佐久間IC。
オン、オフ両ランプの舗装が行われています。
写真の右手前方向に東栄ICへ続く本線が。
ここから東栄まで、わずか数分で走り抜けます。
先日、佐久間IC近くの国道473号に三遠南信道の電光情報装置が建ちました。
開通が近づいていることをうかがわせます。
写真奥が天竜川に工事中の原田橋方向。
浦川ICと東栄ICは、3,436mの佐久間第1トンネルで結ばれます。
写真は浦川側坑口。写真左方向に大千瀬川に架かる橋(270m)。
このトンネルの浦川側出口には、引佐方向からのオフランプ。
小さい坑口は避難用トンネル。右の建物は電気室。
IC(インタ-チェンジ)の正式名称は、近いうちに発表になると思います。
開通日が決まるのは来年になってからでしょう。
新しい情報が入ったら、お知らせします。
飯田線も静岡県内を走る路線。
カテゴリー │佐久間町│天竜川│水窪町│静岡・愛知両県│飯田線
先々月の台風12号の際、テレビで静岡県内の鉄道の運行情報を見ていてJR飯田線が運転見合わせ中にもかかわらず、その情報が全く表示されなかったので、NHK静岡放送局に「飯田線は、沿線の駅の数が県内の区間だけで11駅もあり、北遠(浜松北部)地方の私たちにとって、地域の足、重要な路線。情報を伝えてほしい」とお願いしてみました。
すると、このような返事が。
これまで、NHK名古屋放送局からのニュースでは飯田線の情報が放送されていたのですが、地元の静岡放送局からのニュースでは、全く飯田線の状況が伝えられていなかったのです。
そして、お昼過ぎ。
今回の台風21号の情報画面には。
夕方の番組「たっぷり静岡」の中でもこのように。
私たち北遠地方では、飯田線はお年寄りにとって、命の路線でもあります。
崩落した国道473号の原田橋に代わる天竜川の河川内に設けられた仮設道路は、上流の佐久間ダム放流のため、通行止め。そのうえ飯田線までも不通となると、生活への影響は甚大です。
インタ-ネットとは縁遠いお年寄りは、テレビやラジオの報道を頼りにしているのが実状です。県内のローカル局の放送は、文字通り県内くまない情報を伝えてくれることを望みたいですね。
ICの名前を市に要望。
カテゴリー │佐久間町│大千瀬川│天竜川│橋│新東名(第二東名)│静岡・愛知両県│静岡・長野両県
インタ-チェンジ(IC)やトンネルなどの正式名称については、昨年秋、国土交通省から浜松市に対し意見照会があり、浜松市からは佐久間地区自治会連合会(会長・山口祐一さん)へ意向確認がありました。
同会浦川支部(支部長・野澤今朝司さん)では地元の川合、小田敷、柏古瀬、町区などの住民と意見交換を重ねた結果を集約。2月中旬、佐久間地区自治会連合会として、希望する名称の案を要望書に取りまとめ、浜松市に提出しました。
市ではこの要望書に沿って国土交通省に回答。 その後、「中部ブロック道路標識適正化委員会」の審議を経て、正式決定される見通しです。
佐久間地区自治会連合会として要望した「地域での検討案」は(北から順に)次のとおりです。
①(仮称)佐久間IC ≪佐久間町川合地先≫
⇒ 佐久間川合IC(さくまかわいIC)
②(仮称)佐久間第2トンネル ≪川合-小田敷間の2,408m≫
⇒ 川合トンネル(かわいトンネル)
③(仮称)浦川IC ≪佐久間町浦川地先≫
⇒ 浦川IC(うらかわIC)
④(仮称)大千瀬川橋 ≪浦川地先の大千瀬川に架かる270m≫
⇒ 大千瀬川橋(おおちせがわはし)
⑤(仮称)佐久間第1トンネル ≪柏古瀬-愛知県東栄町間の3,436m≫
⇒ 浦川・奈根トンネル(うらかわ・なねトンネル)
⑥(仮称)東栄IC
⇒ (不明)
開通までは約10か月。 正式名称の公表時期は未定です。
左の写真は、(仮称)佐久間ICのオン・オフランプ。
右の写真は、(仮称)佐久間第2トンネルの坑口(川合側)。
いずれも、5月27日撮影。
ICの名称に関する記事は、こちら。
2018年1月10日の記事「仮称から正式名称へ。」
2014年9月29日の記事「ICの名称は?」
第2トンネルが貫通。
カテゴリー │佐久間町│大千瀬川│水窪町│静岡・愛知両県│川合花の舞│静岡・長野両県
このうち、佐久間ICと浦川ICを結ぶ「佐久間第2トンネル」の貫通式が、5日、浦川側坑口から約100m付近のトンネル内で開かれました。
式典には国土交通省や地区の代表、工事関係者など約150人が参列。貫通発破の点火のあと、貫通地点で浦川小学校の児童らによる通り初めが行われました。樽みこしも威勢よく会場を練り歩き雰囲気を盛り上げます。
地元川合地区に伝わる伝統芸能「川合花の舞」も招かれ、祝典の場にちなみ「地固めの舞」と「扇の舞」で貫通を祝いました。
今回貫通した第2トンネルは長さ2,408メ-トル。
一方、浦川ICから東栄IC間では長さ3,436mの「佐久間第1トンネル」が平成28年秋に貫通しています。
佐久間道路は、そのほとんどをトンネル部で占めています。
佐久間道路の開通は平成30年度中の予定です。
佐久間道路の関連記事は、こちら。
仮称から正式名称へ。
開通が近づくと、これまで仮称で表していたICやトンネル、橋などに正式名称が付けられます。
正式名称が付けられるのは、ICが佐久間、浦川、東栄。トンネルが佐久間第1(東栄ICと浦川ICとの間の3,436m)と佐久間第2(浦川ICと佐久間ICとの間の2,408m)。それと、大千瀬川に架かる橋(270m)。
末代まで使われる正式名称は、呼び名としてだけでなく地図、交通情報、報道などでもひんぱんに登場することになります。
ちなみに大千瀬っ子は仮称・佐久間ICについて、2005年(平成17年)に川合地区で初めて工事の説明会が開かれた時から、ICの名称には「川合」という地名を入れてほしいと要望し続けてきました。(2014年9月29日の記事「ICの名称は?」参照)
浦川や東栄のICも、トンネルや橋の名も、地元の人たちの意見を参考にしながら正式名称が決められると思います。
大千瀬川に架かる橋は、仮称として使われてきた「大千瀬川橋」という名で異論を唱える人はいないでしょう。
ただ、2本のトンネルについては、坑口の位置、通過地区などで意見が分かれるかもしれません。
大千瀬っ子私案としては、
佐久間第1トンネルは「浦川トンネル」(約3.5kmのうち、東栄町部分より浦川区間の方が長い)、または「静愛トンネル」(静岡・愛知県境を通過する)という希望。
そして全長2.4kmの佐久間第2トンネルは、「川合トンネル」か「大千瀬トンネル」(清流・大千瀬川と並行したル-トを通過)とする意見。
みなさんのお考えは?
どんな名称になるか、気になるところです。
いずれの名前も、ことしの夏ごろまでには発表になる予定とか。