浜松・佐久間Atti-koti

　航空自衛隊の航空祭のシーズンが訪れました。

　各地で開催される航空祭での目玉は、　なんといっても　「ブルーインパルス」　の華麗なアクロバット飛行です。
　ブルーインパルスは、　東京オリンピックの会場上空に五輪のマ－クを描いたことで知られるようになりました。　かつては浜松北基地　（現・浜松基地）　に所属していましたが、　1982年から宮城県松島基地に。　現在の正式名称は、　松島基地第４航空団第11飛行隊。


　空中での妙技を披露する6機編隊の中に、　佐久間町浦川出身のパイロットがいます。
　浅岡浩和・1等空尉。　佐久間町立浦川中学校で学び磐田南高校を卒業後、　航空自衛隊に入隊。　航空機のパイロットに憧れ続けた飛行機好き。
　前任地・浜松基地に在籍中、　大千瀬っ子に　「いつか　“ブルー”　のパイロットになりたい」　と語ってくれたことがありました。　そのときの願いが今、　実を結びました。


　ブルーインパルスの4番機が浅岡１尉。　
　4番機はデルタ編隊飛行のとき、　先頭　（1番機）　の真後ろに位置し、　隊形を整える重要な役割を負います。　　　また、　「パ－ティカルキュ－ピット」　という演技では、　上空にスモ－クで描くハ－トの真ん中を射抜く　「矢」　の役目を果たします。


　全国から選び抜かれた6人の精鋭たち。　　その見事な曲技の数々を、　５月18日（日）　「静浜基地50周年記念航空祭」　でご覧ください。
　4番機には 特にご注目を。



ブルーインパルスの公式HPはこちら。
　　　　（飛行スケジュ－ル、　パイロットの紹介など）
航空自衛隊静浜基地のHPはこちら。

写真はいずれも　「J（ジェイ）ウイング」　6月号
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イカロス出版）