分校化の説明会。

カテゴリー │佐久間高校

 平成29年度から佐久間高校が分校化される問題で、 3日、 県教育委員会から地元の人たちに対する説明会が開かれ、 約30人の地域住民が佐高の行方に耳を傾けた。

分校化の説明会。
 はじめに県の担当者から分校化計画の説明があり、 佐久間高校の生徒数の増加が見込まれず、 高校として存続するために分校化という選択をした、と。  また、 来年4月、北区引佐町に新設される浜松湖北高校は普通科をもつことや、 近く三遠南信自動車道が引佐から佐久間まで開通するという環境も踏まえ、 浜松湖北高校の分校とする計画だという。

 出席者から、 分校になることを突然、 報道で知らされたことへの怒りや、 愛知県本郷高校が分校化されてまもなく廃校になったという現実を目の当たりにしていることから、 将来、 廃校になってしまうのではないかという不安の声も上がった。

 一方、 分校化によって、 この地域の生徒が高校教育を受ける機会と場所を保証されるわけだが、 分校というマイナ-なイメ-ジがどうしても先行してしまうため、 校名に関する要望も出された。 「佐久間」 という地名は残してほしいという声も。
 たとえば
  「~高校 (佐久間) 分校」
     制度上の分校で、 本校とは独自性をもった活動などが可能。
     伊東高校城ヶ崎分校など。
  「~高校 (佐久間) 校舎」
     分校とは異なり、 本校の別校舎という扱い。
     本校との独立性は出せない。
     天竜高校春野校舎など。
  「~高校 (佐久間) 校」
     現在、 県下にはこの名称はないが検討する余地はあるという。
     

 分校化が避けられないのなら、 分校としての性格を含んだまま、 このような 「浜松湖北高校 佐久間校」 とすればよいのでは。


 部活動についても質問が出されたが、 集団スポ-ツなどで単独チ-ムができないときは、 近隣の高校との合同チ-ムや連合チ-ムをつくることは可能とか。 
 校歌も校章も制服も、 現在のものを使用してもよいとのこと。 



 分校化を了解したわけでも納得したわけでもないが、 現状を受け入れたうえで、 県教委には地域の特殊事情を考慮してもらいながら、 前向きに進むことが大事なのかもしれない。





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