飯喬道路、部分開通へ。

カテゴリー │三遠南信自動車道

飯喬道路、部分開通へ。 三遠南信自動車道 (延長約100km) の起点部分となる 「飯喬道路」 は、 長野県飯田市山本の中央自動車道から同県喬木村の喬木ICまでの22.1km。  この区間は三つの工区に分けて事業が進んでいます。 
 その第1工区となっている、 飯田山本ICから飯田市川路の天龍峡IC区間 (7.2km) がまもなく開通の運びとなります。


飯喬道路、部分開通へ。 この様子を報じる地元新聞 (「南信州」 「信州日報」 など) の新春特集号が最近手に入りました。飯喬道路、部分開通へ。

 三遠南信自動車道関連で埋め尽くされている紙面を見ると、 同区間開通に対する住民の喜びと この地域の期待の高さがうかがわれます。

 ところが、 愛知・静岡両県の地元紙 (4紙) の2008新年特集はというと、 両県を結ぶ 「三遠道路」 の工事に関する記事はほとんどなし。 愛知県の東日新聞だけが3日の紙面でわずかに1ペ-ジ。  でも、 来年 (あるいは再来年?) の正月には、 各紙とも、 鳳来引佐間の開通を祝う特集記事で満載になることでしょう。

 

 ともあれ、 飯田山本~天龍峡IC間はまもなく完成です。 予定では3月中に開通ということでしたが、 このところの降雪の影響などで4月にズレ込むこともあるようです。


 さて、 今回開通する区間のインタ-チェンジの名称は、 昨年8月に正式決定されたもの。 ICの完成予想図とともに、 IC名が決まったいきさつを紹介しておきましょう。

飯喬道路、部分開通へ。 ≪飯田山本IC≫
 計画段階では 「飯田南JCT (ジャンクション)」 と 「飯田南IC (インタ-チェンジ)」 と仮称されていましたが、 お互いの距離が300mと近い上、 名称が同じだと利用者にとって分かりにくいことから、 JCTとICを一体化。 さらに、 建設地・山本地区の名を名称に加えて 「飯田山本IC」 とされました。
 写真左右に走る2本の道路は、 上が中央自動車道、 下が国道153号バイパス。 いずれも右が飯田方向。

飯喬道路、部分開通へ。 ≪天龍峡IC≫
 仮称は 「天峡IC」 でしたが、 天竜奥三河国定公園の名勝地の表記に合わせて 「天峡IC」 と決定しました。
 写真左下が飯田山本IC方向。 右上方向に第2工区が延伸します。 左右の道路は国道151号(左・飯田、右・豊橋方向)。


 (一番初めの写真は、 飯田市山本の国道153号近くから、 橋長185mの1号橋と飯田山本IC方向を撮影。) 

 三遠南信自動車道に関する全記事はこちら。 
 新東名 (第二東名高速道路) に関する記事はこちら


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    この記事へのコメント
    地図をお示し頂きたくお願い申し上げます。
    Posted by 村石凱彦 at 2008年04月15日 08:54
    村石凱彦さま、 はじめまして。
     
     地図は次のアドレスへアクセスしていただくとよろしいかと存知ます。
    http://www.cbr.mlit.go.jp/iikoku/torikumi/sanen/gaiyou.html
     飯田国道事務所のHP内です。
    Posted by 大千瀬っ子大千瀬っ子 at 2008年04月15日 17:57
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